防災推進員について

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防災推進員について

 全市的な町内会組織をもたない武蔵野市において、地域の安全点検と市民の防災意識を高揚し、市域全体の防災力向上を図るための組織として、平成5年4月に武蔵野市民防災協会が設立されましたが、当時は阪神・淡路大震災の起こる前であり、市民の間では防災に対する意識がまだ希薄な状況でした。
 また、大地震などの大規模災害を想定した場合、「家族の身の安全を確保する備え。3日分の水と食料を備蓄しておくこと。地域の危険箇所を点検し、避難路及び避難場所を確認しておくこと。」などが重要ですが、これらのことを啓発・点検・実践していくという活動体制は、十分といえる状況ではありませんでした。
 こうした中で、「自分の命、自分のまちは、自分たちで守る」という防災の原点に立って、13町51丁目の市域において、原則1丁目毎に2名、合計102名の有償ボランティアである『防災推進員』が配置され、市民の防災意識の向上と地域の安全確保のため、継続的に防災意識の啓発や地域の安全点検などの防災諸活動を行っています。

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防災推進員の活動について

平常時における活動

1 防災意識の普及・啓発及び家庭内の安全点検等
(1) 防災情報マップや防災ハンドブックなど協会や市等が発行する防災に関するパンフレット等を配付しています。
(2) 「ケガをしない・火を出さない・1週間程度の水と食料とトイレの備蓄」等についての啓発活動を行っています。
(3) 協会が行っている各種防災用品の展示・販売、相談業務についてPRを行い、日頃の備えについて啓発しています。

2 地域設置消火器の点検等
市が設置した消火器及び収納ケースの点検を毎月行っています。

3 防災タウンウォッチング
担当する区域の安全点検と情報収集を行っています。

4 訓練・研修会への参加
(1) 市や協会等が主催する各種訓練や講習、研修会等に参加し、必要な知識や技術を修得するとともに、防災推進員としての資質の向上に努めています。
(2) 地域における防災訓練・講習会等に参加し、防災推進員としてできる指導や説明などの支援を行い、地域の防災力の向上を目指しています。
発災時における活動
(1) 自分と家族の安全を確保した上で、可能な限り担当区域内の状況把握と情報収集に努め、指定された避難所に参集します。
(2) 参集後は、市職員(初動要員)、避難所運営組織等の人たちとともに避難所の開設・運営へ協力するとともに、避難支援コーディネーターとして避難行動要支援等に対する活動の準備やコーディネート業務を行います。

※武蔵野市において震度5弱以上の地震が発生した場合

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防災推進員の募集について

第17期防災推進員を募集しています。

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